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新入生保護者説明会 [育児・育自・教育]

今日は2時から中学の「新入生保護者説明会」がありました。

会場は中学の柔道場で、3つの小学校の保護者が集まるので、かなりの人数が集まっていました。

2時から【家庭教育セミナー】ということで、「中学生になる子をもつ親として」という講演がありました。

講師の方は10年前まで中学の校長をされ、退職後は教育相談に関わって来られた先生でした。

【子どもの捉え方】

①変化、変容、成長を繰り返す→決め付けずに育てよう

②一人一人が違っているから素晴らしい

③これから後の地球を担うのは子ども達。国際協調をしていくのは子ども達

【中学生は大人?それとも、子ども?】

子どもとして認めて欲しがってる時は、子どもとして

大人になったと認めて欲しがる時は、大人として接して欲しい

※例えば、料理をしている時に近づいてきたら、甘えたいということ。「邪魔だからあっちに行きなさい」ではなく、「中学は大変だね。疲れてない?」と話しかければいい。

でも、「ハンカチ持った?」とか、「忘れ物はないの?」とか、言わなくても自分で出来ることまで聞いたりしないこと。(子ども扱いし過ぎ)

【配慮して欲しいこと】

子どもに語り掛けて欲しい。

①「命」に関するニュースが報道されたら、「お母さんはこう思う」という命に対しての親の考え方を伝え、子どもに真剣に話しかけて欲しい

②「性」の話は、子どもと相対して話し合って欲しい

【自信を持って子どもと向き合うために】

①一日一回 声かけを(子どもの観察を)

②一週一回 いたわりを

③親の願い・思い・・・新聞記事やニュースを題材に、親がどう思っているか、子どもに伝え、語り合って(価値観・社会生活・生き方・勤労・事件・命・人間としての成長・言葉使い・ルール・マナー)

④子どもと付き合って「親」として成長

 

など、30分の間に、中身がてんこ盛りの講演でした。

でも、「ああ、うちではそうしてる。大丈夫、大丈夫」と思える内容でしたので、安心してこのまま育てていこうと思いました。

 

講演会の後、校長や先生方から教育活動の説明、学校のきまりについての説明、

学校集金・学校給食についての説明があり、予定より早く、3時20分で終了しました。

4年前の説明会では、私語が多く、行儀の悪い親が多かったのですが、今年の親は静かに説明を聞けましたし、こういう親が多い学年なら、入学後も大丈夫なようです。

上の娘の学年は、中1の頃は、学級崩壊のクラスもあったり、授業時間にうろうろ歩き回る子もいたり、大変な学年でしたが、それは入学説明会の親から想像できることでした。(でも、だんだん落ち着き、3年生になると、穏やかでとても落ち着いた学年に変わりました。先生と子ども達の努力の賜物です)

下の娘の学年は、穏やかで、友達を大切にする子が多い学年だと思います。

きっと、このまま平穏な中学生活になるだろうと、安心できた保護者説明会でした。

 

 


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コメント 14

yokonozo

ワタシたちが中坊wの頃って、校内暴力全盛期でした。
(尾崎豊が校舎の窓ガラスを割っていたりw)
そんな堂々とした非行(!)ってのは、もちろんいけないことだけど、
それに対して通常の生徒も、堂々と対決していて、
各クラスで議論をしたり、と盛り上がることは盛り上がっていました。
ある意味、熱かった中学生時代でした。
学校側が激しく生徒と対立した時期でもありました。
いまはおだやかになったのでしょうか。

しかし親の私語が多いとは。恥ずかしいですね。
アタシと同じくらいの年齢の親もいるのでしょうけど、
まだまだ親が未成熟すぎちゃうのかな。
by yokonozo (2008-02-13 20:02) 

桔梗

yokonozoさま
nice!&コメントありがとうございます。

校内暴力全盛期ですかぁ★
地元の中学も、7、8年前は、毎日のようにパトカーが学校前にとまってました。金髪に大きなピアス、超ミニの女の子もいましたし、午前中からファミレスでご飯を食べてる学生もいたそうです。
でも、最近は落ち着いてますし、部活動が盛んで、全国大会に出場する運動部もあります。
親の質が向上したら、子どもの質も向上するんですね^^
by 桔梗 (2008-02-13 20:38) 

桔梗

miiyaさま
nice!ありがとうございます。
by 桔梗 (2008-02-13 22:36) 

えんや

行って良かったですね。
なかなか知ってるようで、分かっているようで身に付いていないモノです。
そんなことをひょっと気づかせてくれるものこんな時って多いと思います。
家の子の中学時代は「荒れて」いましたよ、、、。
by えんや (2008-02-13 22:54) 

くまら

桔梗さん言われるとおり、親の質が向上すれば子供の質も向上すると思います。
だって子供は常に親の背中見ながら育っていくもんですから・・・と信じています。
by くまら (2008-02-13 23:33) 

enosan

中学生って本当に難しい歳だよね。その時期に私が転勤し子供を残して行く単身赴任はできず、家族同伴で転校させた。それが良かったのか高校大学就職まで希望どおりすすむことができた。やはり側にいて毎日少しづつでも話しが出来たことが良かったと思っている。
by enosan (2008-02-14 10:30) 

桔梗

えんやさま
nice!&コメントありがとうございます。

そうですね。行って良かったです。
受付で上の娘の中3の時の担任だったM先生にもお会いできて、先生に「今度下の娘が入学します」とお知らせできたのも良かったです。
「荒れる」というのも波があるようで、荒れている学校がずっとそのままか、というと違うようです。
今、地域の中学は落ち着いていますが、市内の海側の学校が荒れていると聞きます。
とにかく、学校や親だけでなく、地域の人も一緒になって、子供を育てていこうという姿勢を見せ、実践していくのが大切だと思います。
私たちの地域は、近年、そういう活動が盛んな地域になりましたよ。
by 桔梗 (2008-02-14 13:30) 

桔梗

くまらさま
nice!&コメントありがとうございます。

昔は仕事場と家庭が一緒の家族も多かったですが、最近は会社勤めが多いので、親の頑張っている姿を見る機会は少なくなっています。
忙しい親は、家にいるときは、リラックスして、本当に情けない姿を子どもに見せてしまいます。給料も銀行振り込みで、「食べさせてもらっている」ということが、子どもには伝わりにくく、父親の威厳を感じることが少なくなっています。
なので、専業主婦なら、母親が父親を大切にする姿を見せなければならないし、共働きなら、お互いにねぎらう姿を子どもに見せないとなりません。
そういうことの積み重ねが、夫婦や親子の絆を強める基礎なのかも知れませんし、親自身の質の向上になっていくのかも知れません。
by 桔梗 (2008-02-14 13:41) 

桔梗

こぎんさま
nice!ありがとうございます。
by 桔梗 (2008-02-14 13:42) 

桔梗

enosanさま
nice!&コメントありがとうございます。

家族で一緒、それが一番ですよね。
こんな話を聞いたことがあります。
アパートに住んでいて、親子で狭い部屋に布団を敷き、川の字になって寝ていた頃は、いろんな会話があった。
でも頑張って家を建て、子どもに一部屋ずつ与えたら、子どもは自分の部屋に籠もるようになり、家族で集まって話をすることもなくなってしまった。いったい何のために家を建てたんだろうって思ってる方がいるっていう話。

子どもも大人も、心が満たされてないから、物欲が止まらないんじゃないでしょうか。親子でいろんなことをお喋りしたり、笑ったり、泣いたり・・・そういうことって、本当はとても大切なことのように思います。
by 桔梗 (2008-02-14 13:50) 

桔梗

そのまんまみなーみせんせさま
nice!ありがとうございます。
by 桔梗 (2008-02-15 18:26) 

あ、お母さんはこう思うよっていうのはよく言うかも。
ニュースを見ていて 
言うことが多いですね
ついでに あなたはどう考えるの?とも聞いちゃいます 
まぁ ちゃんと答えてくれるかは別ですけど(^^;
会話することの大切さを あらためて感じました
by (2008-02-15 19:19) 

桔梗

みほさま
nice!&コメントありがとうございます。

毎日ちょっとずつの会話でも、親の考え方って伝えられるんだと思いました。
逆に、こういうことをしてない家庭って、本当にあるのかな?って思いました。
by 桔梗 (2008-02-15 20:49) 

桔梗

Zunkoさま
nice!ありがとうございます。
by 桔梗 (2008-02-17 22:27) 

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