保護者懇談会 [育児・育自・教育]
昨日は下の娘の保護者懇談会で、朝、娘に「先生に何か怒られるようなことしてないでしょうね?」と冗談を言うと、娘は「うーーん・・・実は・・・学校のお金を100万円くらい盗んじゃって・・・」と、バレバレの嘘を言い出す始末★
懇談会では、先生の方から「今日、こういうことがありまして・・・」と、娘を誉める話をして頂きました。
何でも、精神的にすごく幼く、どうしてこんなにガキなんだろう・・・と呆れてしまうほどの自己中の男の子がいるそうで、
その子のシャープペンシルの芯の容れ物が壊されてて、それで「犯人探しをしよう!!」とその子が言い出し、大騒ぎになりそうだったのに、娘が「もしよかったら、この容れ物、もう使わないからあげようか?」と、シャープペンシルの芯の容れ物を渡した所、その男の子の気持ちが収まって、大事にならずに済んだ。
「格好つけて!いい格好しぃ!」なんて思われるかも、と思ってなかなかそういうことを言い出せない年頃なのに、きちんとそういうことが言える子なんだと思った。
という話でした。
娘は口数が少なく、大人しい子という印象だったそうですが、そういう時はちゃんと言える子なんだと、娘に対しての印象が変わったとおっしゃってましたが、母の私にしてみれば、「なぜ、そのくらいのことで、誉められたり、印象が変わったりするんだろう??」と思いました。
先生に、「家では学校の話をあまりしない娘ですが、小さい頃から状況を冷静に判断して、激しい性格の子でもちゃんと話を最後まで聞いて、それから相手の気持ちが収まるようにするにはどうしたらいいかと、相手の立場を考えられる子です」と伝えると、先生は、
「今は相手の気持ちを思いやれない子が多くて、どうしてそんな言い方しか出来ないんだろう。そういう言い方は相手が傷つくだろうに・・・という言い方をする子が多いんです。自分だけ、自分の気持ちだけ、っていう子が多い中で、理想的な子に育ってるんですね」と言われました。
家に帰って、娘に「先生がすごく誉めてたよ」と伝えると、「え?あのくらいのことなのに?ふーーん。でも、やったーー!!だね^^」と喜んでいました。
上の娘にこの話をすると、「お母さん、私が中学の時も、『当たり前のことが当たり前に出来る子だ』って誉められたじゃない。今は当たり前のことですら、誉められる時代なんだよ。それだけ、当たり前のことが出来ない子が多いってことなんだよ」
・・・・・何だか、子供より、その子を育てている親に問題があるんだなぁ、と思ってしまいました。
モンスターペアレンツの子供は、さらに凶暴なモンスターになりそうで、
子供に、もっと社会性を身につけられるように、親は子育てに責任を持って欲しい!と思いました。
それと、中学の先生は、子供の一面しか見ていないんだなぁ・・・と思いました。
確かに教科担任制ですから、担任でもホームルーム以外は自分の教える教科だけしか、子供たちと触れ合う時がありません。(特に娘の担任は保健体育ですし、子供たちと触れ合う時間は、主要教科より少ない★)
小学校の時は、細かい所まで、しっかりと先生が見て下さっていたけど、中学以降はかなり表面的、一面的にしか見てもらえない・・・そうなると子供がいろんなサインを送っていても、先生はキャッチ出来ずに、「先生は分かってくれない」ということになる訳ですね。
親も子供と向き合う時間がなかったら、子供はどこにその思いをぶつけたらいいのでしょう。
イジメ、非行の問題は、子供の話をきちんと聞いて、その子を丸ごと受けとめてあげることで、少なくなるんじゃないかな、絡んだ根っこがほぐれるんじゃないかな、と思った保護者懇談会でした。
何か、えらそうなこと書いてしまいましたね^^;
懇談会では、先生の方から「今日、こういうことがありまして・・・」と、娘を誉める話をして頂きました。
何でも、精神的にすごく幼く、どうしてこんなにガキなんだろう・・・と呆れてしまうほどの自己中の男の子がいるそうで、
その子のシャープペンシルの芯の容れ物が壊されてて、それで「犯人探しをしよう!!」とその子が言い出し、大騒ぎになりそうだったのに、娘が「もしよかったら、この容れ物、もう使わないからあげようか?」と、シャープペンシルの芯の容れ物を渡した所、その男の子の気持ちが収まって、大事にならずに済んだ。
「格好つけて!いい格好しぃ!」なんて思われるかも、と思ってなかなかそういうことを言い出せない年頃なのに、きちんとそういうことが言える子なんだと思った。
という話でした。
娘は口数が少なく、大人しい子という印象だったそうですが、そういう時はちゃんと言える子なんだと、娘に対しての印象が変わったとおっしゃってましたが、母の私にしてみれば、「なぜ、そのくらいのことで、誉められたり、印象が変わったりするんだろう??」と思いました。
先生に、「家では学校の話をあまりしない娘ですが、小さい頃から状況を冷静に判断して、激しい性格の子でもちゃんと話を最後まで聞いて、それから相手の気持ちが収まるようにするにはどうしたらいいかと、相手の立場を考えられる子です」と伝えると、先生は、
「今は相手の気持ちを思いやれない子が多くて、どうしてそんな言い方しか出来ないんだろう。そういう言い方は相手が傷つくだろうに・・・という言い方をする子が多いんです。自分だけ、自分の気持ちだけ、っていう子が多い中で、理想的な子に育ってるんですね」と言われました。
家に帰って、娘に「先生がすごく誉めてたよ」と伝えると、「え?あのくらいのことなのに?ふーーん。でも、やったーー!!だね^^」と喜んでいました。
上の娘にこの話をすると、「お母さん、私が中学の時も、『当たり前のことが当たり前に出来る子だ』って誉められたじゃない。今は当たり前のことですら、誉められる時代なんだよ。それだけ、当たり前のことが出来ない子が多いってことなんだよ」
・・・・・何だか、子供より、その子を育てている親に問題があるんだなぁ、と思ってしまいました。
モンスターペアレンツの子供は、さらに凶暴なモンスターになりそうで、
子供に、もっと社会性を身につけられるように、親は子育てに責任を持って欲しい!と思いました。
それと、中学の先生は、子供の一面しか見ていないんだなぁ・・・と思いました。
確かに教科担任制ですから、担任でもホームルーム以外は自分の教える教科だけしか、子供たちと触れ合う時がありません。(特に娘の担任は保健体育ですし、子供たちと触れ合う時間は、主要教科より少ない★)
小学校の時は、細かい所まで、しっかりと先生が見て下さっていたけど、中学以降はかなり表面的、一面的にしか見てもらえない・・・そうなると子供がいろんなサインを送っていても、先生はキャッチ出来ずに、「先生は分かってくれない」ということになる訳ですね。
親も子供と向き合う時間がなかったら、子供はどこにその思いをぶつけたらいいのでしょう。
イジメ、非行の問題は、子供の話をきちんと聞いて、その子を丸ごと受けとめてあげることで、少なくなるんじゃないかな、絡んだ根っこがほぐれるんじゃないかな、と思った保護者懇談会でした。
何か、えらそうなこと書いてしまいましたね^^;
もう~、例の大分の教育委員会の話とか、ひどいですよねえ。
不正で入った教員は解雇するって、まるでトカゲの尻尾きりのようで汚いです。あのトップのおじさん、叩けばホコリが出てくるんじゃないですかー。
子供たちがかわいそう。
by カズ (2008-07-17 21:28)
miiyaさま
ちずのこさま
nice!ありがとうございます。
by 桔梗 (2008-07-17 21:44)
カズさま
nice!&コメントありがとうございます。
うん、うん、ひどい話ですよねぇ。
夏休みが済んだら、担任がいなくなる場合もあるってことでしょ?
本当に、子供たちが被害者ですよね。可哀想過ぎるわ。
でも、10年間保存しなければならない答案用紙を年度末に廃棄しているから、例の方のパソコンに残ってる資料で不正を正すっていうのも、何だかねぇ。それに最近の2年間だけなんでしょ、解雇されるのは。ギリギリセーフって人も沢山いるんだろうし。何かすっきりしない、やりきれない感じの話ですね。
by 桔梗 (2008-07-17 21:51)
先生に当たりはずれがあるって悲しいけれど現実だと思う。そういう時反面教師として付き合っていく知恵はまだ中学生にはないでしょうね。いや桔梗さんの娘さんにはあるかな。うちはいい意味マイペ-ス。のんき者です。でも他者に対してさりげなく助けてくれる。そんな所を担任の先生は見てくれていて家ではなかなか見せてくれない所を学校で見せてる。人として大切な事はできている。それを心に刻んでくれたのも以前担任だった先生のお陰かな。親も頑張ったつもりだけど。
by 卯月 (2008-07-17 22:20)
当たり前のことを
し続けることが難しい世の中になってしまいましたね
でも 小さなことから やっていけることは
素晴らしいことです(≧▽≦)
桔梗さんのお嬢さん達 大人ですね♪
大人気ない大人たちが増える中
優しい子ほど傷つきやすい場面が出てくるかと思いますが
冷静に判断できることは 大きな素質です
うーんと褒めてあげてくださいね♪
あ、風鈴ブログパーツ頂きました♪
ありがとうございます♡
by みほ (2008-07-17 22:22)
これまでの多くの常識が、今では常識として通用しなくなって来ているそうです。 あたりまえにやれるってことは凄いことなんだそうです。
だったら、なおのことあたりまえのことを当たり前に出来る人になろように手助けしていきたいですね。
by えんや (2008-07-17 23:14)
卯月さま
コメントありがとうございます。
そうね。あの先生のおかげだと私も思ってるし、担任の先生にもそう話して来ました。
by 桔梗 (2008-07-17 23:39)
みほさま
nice!&コメントありがとうございます。
うちはおじいちゃん、おばあちゃんと同居しているので、いろいろと口うるさく言われることが多いのです。
でも、可愛いから、口うるさく言ってもらえるのだと、口うるさく言ってもらえるのは幸せなことなんだと言って育ててきました。
だから、娘たちは冷静に、いろんな意見をきちんと受け止めることが出来るのだと思います。
風鈴パーツ、いいでしょう^^
私もカズさんのブログで見つけて、すぐに貼り付けたんです♪♪
風情があって、日本の夏って感じですよね。
by 桔梗 (2008-07-17 23:55)
えんやさま
nice!&コメントありがとうございます。
挨拶したり、目上の人を敬ったり、相手の気持ちを思いやったり、悪いことをしたらすぐに謝罪したり・・・そういうことは、人間関係の基礎基本なんだと思うのですが、個人主義という名の利己主義がまかり通ってて、何だかギスギスした世の中になってしまいました。
>だったら、なおのことあたりまえのことを当たり前に出来る人になろように手助けしていきたいですね。
はい!これからも当たり前のことを当たり前にできるように、育てていきたいです。
by 桔梗 (2008-07-18 00:06)
教師、親、それぞれがそれぞれの立場を見失っている、
もしくは見ない様にしている人が増えているのでは?と思ってしまいます。
何かがずれている。そう思う時があります。
当たり前の事を当たり前に出来る。
これ、本当に大切です^^
桔梗さんご一家に、nice!です^^v
by ki_no_ko (2008-07-18 08:24)
小学校と違って中学は確かに先生との触れ合いは希薄になり、非行に走るのもこの時期が多い。東名高速でのバスジャックも中学2年生だ。
前日だったか親に叱られた腹いせだと言う、親は話を聞いてやったのだろうか、ただ叱っただけではなかったか。難しい年頃の子供と日頃家庭内での話が触れ合いか出来ていたのだろうか、日常家庭での躾けや触れ合いが一番大事な時期だと思う。桔梗さんもお嬢さんとの日頃の触れ合いが健全な言動に結びついているように思う。
by enosan (2008-07-18 09:43)
ki_no_koさま
nice!&コメントありがとうございます。
少し前にそういうCMがありましたね。子供の人形を先生と親がまわし合って、お互いが子供の教育に対しての責任から逃れている・・・見ていて切なくなるCMでした。
【自由と責任】そして【権利と義務】
これはセットですよね。なのに、自由だけを強調して責任を取らず、権利だけを主張して義務を果たさない、そういう大人が多くなってて、子供はそれを見習っているだけのかもしれません。
by 桔梗 (2008-07-18 09:51)
enosanさま
nice!&コメントありがとうございます。
何回も紹介した言葉なのですが、遠藤順子さんがおっしゃった「思いやりは日々の訓練から」という言葉を思い出します。
相手の気持ちを思いやったり、優しい言葉を掛けたり、手伝ったり、そういうことは日頃から訓練していないと出来ないことです。
事件を起こした男子の親に対しては、私も同じように思いました。
子供の心にきちんと向き合ってなかったんじゃないか、って。
叱るのではなく、自分の感情や体裁を気にして怒っただけじゃなかったのか、って思いました。
親が育てたように子は育ちます。自分がそういう子供に育てたのは間違いのない事実です。そのことをあの子の親はわかっているのでしょうか。
by 桔梗 (2008-07-18 10:03)
ウチは嫌いな先生が担任で、部活顧問で進路なんとか。←もう、忘れました。
サイアクの中学生活だったようです。
友達には恵まれて・・・今でも、アホ同士集まっているようです。
by こぎん (2008-07-19 18:05)
tmさま
風信子さま
myuさま
coupさま
nice!ありがとうございます。
by 桔梗 (2008-07-19 20:58)
こぎんさま
nice!&コメントありがとうございます。
最高学年で嫌いな先生が担任になると・・・お先真っ暗ですね★
上の娘は小2、中2の担任は好きでしたが、他の学年はOrzでした。
下の娘は今までずっと担任のことで悩んだことはありません。冷静な娘なので、先生の好き嫌いっていうのがあまりないような気がします。
by 桔梗 (2008-07-19 21:04)
いやいや。荒れている子に、すかさず自分の容れ物を差し出してあげるなんて、当たり前にはできないですよ。
やっぱり、桔梗さんがきちんと育てていらっしゃるから、向き合ってあげているからできるんでしょうね。
見習わなくては。
by inakyouyuzuchi (2008-07-19 22:56)
inakyouyuzuchiさま
nice!&コメントありがとうございます。
担任の先生に、「親の私でも、時々『ああ、こういう風に言ったらいいのか』と娘に教えられることがあります。だから、親の力だけではないのです」と親馬鹿丸出しで、娘のことを話して来ました。
娘は3歳児健診で、しん湿性中耳炎が原因で耳がよく聞こえていないことが分かり、しばらく大学病院に通って治療したのですが、その聞こえが悪い時に、空気を読んだり、気持ちを察したりする力が付いたような気がします。
by 桔梗 (2008-07-20 09:01)
みほさんがおしゃるように,「大人気ない大人たち」が増えているようですね。優しい人ほど傷つきやすいというのも頷けます。中耳炎が原因だということがわかって良かったです。空気を読むことや,気持ちを察するということは,人同士がお付き合いする上で大切な事ですよね。
by 勿忘草 (2008-07-24 20:09)
勿忘草さま
コメントありがとうございます。
大人気ない大人、幼児性の抜けない若者、共通するのは「わがまま、超個人主義」ってことでしょうか。
棘のある言葉、行動は、結局その人自身も傷ついたり、生き難くなったりすると思うんですけどねぇ。
思いやりって、もう死語なんでしょうか。
by 桔梗 (2008-07-25 20:56)