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なるほど、それならやれそうだ♪ [育児・育自・教育]

今夜は上の娘の塾の特別公開授業に参加してきました。

講師は英語の今井宏先生、この先生は元々は広告業界の大手D社に勤務されてたそうですが、予備校業界に転身され、K塾→S台→Yゼミと3大予備校を渡り歩き、現在T予備校の人気講師の方です。

「僕の授業は分かりやすいの。でもね、今年の金沢大入試の長文問題に、僕が考えた問題がそのまま出ていたそうで。どういうことか分かる?それほどの僕なんだよ。だったら、僕の授業はお金を払って聞いて欲しいんだ。だから今日は公開授業はしないよ」と前置きし、ご自分の高校時代の話を始めました。

今井先生は中学3年までは県で3番以下になったことはなく、周りの人からも「東大の理3に入れる。将来は医者だ」と言われていたそうです。ところが、高1、高2、そして高3の11月まで遊んでいたら、偏差値が43.6・・・どうしようもないところまで行ってしまったそうです。

どうしたら、東大、早稲田政経に入れるか・・・客観的に見れば、もう絶対無理です。入試まで3ヶ月しかない状態で、どうしようもありません。

そこで、S大学の学長をされているおじさんに相談したところ、「今から毎日高2の教科書を音読しなさい。それしかない」とアドバイスされ、3ヶ月ずっと続けたそうです。教科書は100ページ、1ヶ月くらい経った頃から、英語の文章がそらで言えるようになったそうです。

ならば、ということで、古文、漢文、日本史の資料なども、毎日音読したそうです。

結果、東大は不合格でしたが、早稲田の政経に合格したそうです。

今井先生は「とにかく音読。音読することで、教科書を覚えられ、定期テストは満点がとれるようになる」とご自分の体験を例に挙げて語られました。

そして「明日やろう」は「馬鹿野郎」、「走って帰れ、今日からやれ」とゲキを飛ばしてくれました。

娘は早速、今日から音読に挑戦です。

今井先生のアドバイスでは、「毎日1ページを20回音読するだけでいい。あれもこれもと言っていたら、結果的に何もやらなくて終わってしまう。音読!それでいいんです」


娘は英語が苦手ですが、今井先生の話を聞いて、急にやる気が出てきたようです。

私も、覚えられないことは、何回も音読して覚えなくちゃと思いました。

参加して良かったなぁ^^
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くまら

私、高校受験の頃は、当時誰でも入れるといわれたo山台高校にも、入学無理といわれましたが、塾の先生の努力もあり、M倫高校に入学できるかもしれない所まで、成績が上がりました。(結局落ちてK沢高校に入学しましたが)
その後、大学入試の際、姉の知人に勉強を教えてもらい、4年制大学は100%無理だといわれていたのが、関西のS南大学、M山大学など関西で2校、関東で1校合格しました。
が、家庭の事情もあり結局、地元の専門学校に落ち着きましたが・・・
by くまら (2008-03-12 00:02) 

桔梗

くまらさま
nice!&コメントありがとうございます。

私は高校入試の時は、県立校1校しか受験させてもらえませんでした。
大学入試の時も、受験料はお年玉から払い、自分で手続きしてきました。
大学は国立大学でしたが、経済的理由で、日本育英会の奨学金を貸与して頂いたり、授業料免除の手続きをしたり、アルバイトで学費や生活費を稼いだり、いろいろありました。

こういう先生に巡り合えてたら、もっと上の大学に進学出来て、違う人生があったのかな?なんて感じました。
by 桔梗 (2008-03-12 09:01) 

enosan

何がきっかけになるかわからない。私の長男も英語が苦手だった。
私の転勤で家族同伴で転宅した先で中学2年生だった長男が近所に住んでいた他校の英語の先生(女性)に出会う機会があった。
何が長男をその気にさせたのか詳しいことは聞かなかったが、その先生を神髄信頼するようになりそのお宅にしょっちゅうお伺いしては指導もしてもらっていた。それ以降苦手だった英語が一番好きになり高校2年までその地にいたが英検1級はとれなかったが準1級まで取った。大学でも数学専門でありながら英語クラブESSにはいり大学対抗なんかによく出ていた。
桔梗さんのお嬢さんも今井先生の言葉アドバイスが本人のやる気を起こすきっかけになり必ず良い結果に結びつくものと思います。あたたかく見守ってあげて下さい。
by enosan (2008-03-12 10:36) 

yokonozo

それじゃあ公開授業の意味がないような気が。
…この講師は少々痛い人物のように見えますが、大丈夫ですかね。
(さすが元D通という感じです)
予備校講師よりD通の方が、遥かに自分的にメリットあるでしょうに、
ボランティア精神も含めてやっているとでも言うのかしら。
無料の公開授業なのに、無料では講義を見せないとか言うのか、
なんとなく言動と趣旨が矛盾している気がします。

偏差値上位の大学に入っても、
本人が目的もっていないとダメだっつのに、
そういうことは教えないんですね。

by yokonozo (2008-03-12 17:10) 

桔梗

enosanさま
nice!&コメントありがとうございます。

娘は英語が苦手で、でも最近音読するようになって、少し成績が上がってきてたんです。なので、親子で「やっぱり!納得」と思いました。
早速昨夜から教科書の音読を始めたようです。毎日続けることは、英語だけでなく、どの教科でも力になることだと思います。
2年後の春、希望の大学に進学できるように頑張って欲しいなと思います。
by 桔梗 (2008-03-12 18:23) 

桔梗

yokonozoさま
nice!&コメントありがとうございます。

ふふふ^^
公開授業って銘打ったのは、こちらの塾の思惑だったそうで、先生は@@だったそうです。「この時間だけで、僕を評価されたくない。だって僕の授業は日本で一番分かりやすいと言われている授業なんだよ。それなのに、授業を聞いて分からなかったら?死刑宣告をこの場で受けることになるんだよ」なんて言われてました。
で、「僕の授業を聞きたかったら、是非お金を払って聞いてね」という塾の宣伝をした訳です。(ちなみに娘はすでに授業を受けてるらしいです)
のぞさんがおっしゃるように、大学に入っても、目的がなければ何にもなりません。そのための時間は高校で行われる「職場見学」だったり、「教育講演会」だったりします。高1の夏休みに将来の職業を真剣に考え、11月には進路別に、2年生からの文系理系の選択をしてしまいます。
塾はその子の進路に合わせ、さらに塾の実績を上げるために、より上位の大学進学を狙った指導をするんです。
この成績だから、この大学のこの学部に入れる、というのではなく、この進路ならこの大学のこの学部がいい、そのためにはこれだけの力が必要だ、と明確な数字を出してくれるので、塾の情報はとても参考になります。
最近では高校自体も予備校化し、いろんな情報を提示してくれるので、成果主義をひしひしと感じます^^;

by 桔梗 (2008-03-12 18:39) 

桔梗

coupさま
nice!ありがとうございます。
by 桔梗 (2008-03-12 19:07) 

カズ

私は代ゼミに通いましたけど当時を思い出しましたよ。ああ懐かしい。こんな講師いたなあ。
講師っていうのはプロ野球選手と同じで何年契約いくらでお金を稼ぐ職業ですから、乱暴な言い方をすれば、生徒の成績を上げる正しいやり方を教えて、生徒のモチベーションをあげてくれればそれで構わないんだと思うんですけどね。お客さんである我々はそれに対して対価を払っているわけだし。

話は変わりますが娘さん英語に必死に食いついていっているようですね。
私も英語は苦しみましたよ~。今でこそ外国人とふつうに会話ができるようにはなりましたが、それで英語の勉強方法って何??の結論としては、「英語に近道は無い」です。当たり前?

音読できるようになるまでに途方も無い時間かかるのが語学。音読っていうのは頭の中が英語を読むだけの脳に切り替わってきているからできるのですよね。そこまでに至るには長いプロセスがあるわけですわ。とにかく憶える事が膨大なんです。ただ読んで憶えればいい日本史とは全然違いますからね。

だいたい予備校の講師なんてのには「元不良」とか「落ちこぼれだった」とかいう人多すぎ(笑)。数ヶ月で英語できるわけないっての。中学までは秀才だったんですよね。それまでの基礎が違いすぎるもん。
狂ううほどやるしかないというのは正しいと思います。それの道しるべをお金を払って教えてくれるのなら予備校や塾は有効な手段でしょう。

日本生まれでいわゆる英語ができる人々、習得するまでの時間の長短はあるにせよ、やることは変わらないはずです。どんなに頭がいい人でも、要領が悪くてなんとかできるようになった人でも、回り道をしたとしても通る道、苦しむところは同じですよ。
きちんとした道を最初から教えてくれるのが予備校だと思いますけどね。
http://aquaorange.blog.so-net.ne.jp/2007-03-25
去年の今頃そんなこと書いてました。私は語学はこう思っています。
by カズ (2008-03-12 20:19) 

桔梗

カズさま
コメントありがとうございます。

去年の記事、読ませて頂きました。
バケツでプールですか・・・でも、とっても分かりやすい例えでした。
今井先生は毎日100ページを3ヶ月、つまり9000ページを音読したそうです。先生曰く、「CNNのニュースキャスターが1年間に読む原稿よりも多いと思う。それだけの努力を、私はしました。でも、君たちには無理だろうから、せめて毎日1ページを20回繰り返してご覧。絶対人生変るから」と力説されました。去年この話を聞いた学生が、1年間音読を続けた結果、1年前のセンター模試の英語30点(200点満点)だった成績が、今年の本番では200点満点だったそうです。
この話を聞いて、英語が苦手の娘にも、一筋の光明が見えたようでした。
予備校や塾の先生は、確かに、挫折から花開いた方が多いです。でも、それだからこそ、実体験に基づいた説得力のある話が聞けるんですよね。
by 桔梗 (2008-03-12 22:49) 

桔梗

myuさま
nice!ありがとうございます。
by 桔梗 (2008-03-12 22:52) 

yokonozo

まあ、今井氏はある意味有名ですよ。
士気はあがるけど、難解な問題は不得意ってことで、
旧帝大出身の年下の友人いわく、
「ハッタリ屋」ともっぱらの評判。
質問しても答えられないそうですから。

by yokonozo (2008-03-13 08:10) 

桔梗

yokonozoさま

コメントありがとうございます。
先生がハッタリ屋・・・かもしれませんね。
先生の言うことを聞いて、生徒自身が努力し続けた結果、外交官試験に合格した人や私立A大から天下のT大の大学院に進んだ元教え子がいたそうです。たまたま大学受験で失敗して、人生に迷った時に、今井先生のアドバイスをもらって、自分の進みたい方向に向けて、我武者羅に猛勉強したそうですが、元々は塾でもトップクラスの生徒だったそうで、先生自身も中学までは県で3位以内だった方ですし、実力がある人が努力したら、って話です。
娘は取り合えず、平均点まで上がってくれればいいな・・・と思ってます。ささやかな願いでしょ^^
T大、K大、O大、H大、W大・・・そんな上位の大学なんて望んでませんもの。地元の大学で充分なんですから。
by 桔梗 (2008-03-13 10:04) 

桔梗

きぃ*さま
nice!ありがとうございます。

by 桔梗 (2008-03-16 21:02) 

桔梗

クリスマス ローズさま
nice!ありがとうございます。
by 桔梗 (2008-03-24 09:38) 

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